ディープなNBA・バスケトーク+アメリカ文化

NBAとアメリカンカルチャー中心のブログ

夏にはNBAは戻ってくる???(後篇)

こんばんは。二年間一度もブログを書かなかったのに、昨日からいきなり二日連続投稿と気を荒げております。

NBAが今シーズン戻ってくるのかということについて、これまでの経緯と再開下場合の方法について前篇では触れましたが、後篇では具体的にどういったシナリオが想定されているかを個人的な意見含めてまとめてみます。全体を100%として可能性も勝手に計算!(根拠はそんななし!)

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1.残りのレギュラーシーズン(約16試合ぐらい)とプレイオフを全部やる:可能性5%

そりゃこれができたらお金的にも一番いいですが、現実的にはかなり厳しい。まず各チームのレギュラーシーズンの試合が16試合程度あり、プレイオフはファイナルまでいくチームは少なくとも20試合以上は戦うことになる。それに2日に1回程度の休みを加えていったら、3ヶ月近くかかってしまう。早くて7月1日ぐらいから再開とした場合でも、9月末終了。次の2021年シーズン開幕を12月とかに遅らせるとしても、やっぱり無理がある。

 

2.レギューラシーズン少し(5試合程度)とプレイオフ全部やる:可能性10%

この案も可能性としてあがっており、大きな理由の1つとして70試合いくかいかないかで、NBA全体の総収入が結構変わってくるからと言われている。後はプレーヤーやトレーナーが盛んに言っているのは、この2ヶ月以上全くバスケの練習ができていない人もいる中で(みんなバスケコートを家に持っているからと思ったらGiannisとかもコートがないらしいとのことにびっくり)、いきなりプレッシャーと意気込みが違うプレイオフに入っていくのは危険と思っているらしい。但し、現実的に考えた場合、全30チームが一つの場所に集まったら検査の数も相当必要だし、コロナ感染のリスクも高まるので、やっぱり難しいんじゃないかという印象。

 

3.プレイオフを全部やる:可能性30%

レイオフだけにしぼった場合、2ヶ月弱でシーズンを終了させられるし(最速9月終了)、参加するチームも最大16チームとなるので危険度も下がる。これに対して現在プレイオフ圏外にいる、ウィザーズとかペリカンズはぶーぶー言ってくるかもしれないが、60試合以上やって未だに5割以下の勝率ならあんま文句も言えないんじゃいかって思う。アメリカメディアもとにかくペリカンズのルーキーZionを持ち上げようとしまくっているのが見え見えですが、現状ウエスト第8シードのグリズリーズのルーキーJa Morantもむちゃくちゃすごい!半端ない運動神経とパス中心とした司令塔っぶりが魅力。だってこんなジャンプができちゃうぐらい。(史上最高のミスダンク説!)

 

個人的にはこの案が一番いいのではと思うが、この案もまだ不安はあり!7月から本当に開始できるというのは未だに分からないし、16チームが一気に集まるのでも危険じゃないかという意見は根強い。その場合はチーム数を減らして、各カンファレンス1ー4シードまで出場とかもありえる。となると、、SixersとかRocketsは今第6シードだから出場できなくなっちゃう事態。あれだけお金を費やしてチーム作ってプレイオフ出れないとなったらオーナーと選手は憤慨するだろう。個人的には予想に反して頑張っているThunder(Paul, SGA, Schroderの3ガードラインアップは面白い)が出れないのは悲しい。とか色々考えると結局のところ思っちやっぱり16チーム参加が濃厚なのかも。

 

4.プレイオフを短縮して実施:40%

やっぱり夏から始めて2ヶ月弱丸々プレイオフを実施するのは来期への影響が大きいと考えている人達ではこの案が提案されている様子。なにせ通常であれば6月でシーズンが終るスケジュールなのに、今年やるとなったら夏のバケーションを返上した上に、来シーズンも開始送らせてなると、またシーズンを短縮して収入が減るという状況には陥ってしまう。まあ、今ディフォルトのシーズン自体をクリスマス開始に移行してみてはどうかという議論もでているらしいのでそっちの追い風になっていくのかもしれない。理由としては10月〜12月ぐらいはNFLと被っちゃって、バスケ好き以外の間では盛り上がらないから。(なんたって、NFLの弱小チーム同士のレギューラーシーズンの試合がNBA Finalsの視聴率も高いってぐらいアメリカ人のアメフト好きぶりは尋常じゃない)

話がそれてしまったが、例えばファーストラウンドは最大7試合→5試合にするのは当りまではないかと思う。そもそも昔は5試合マックスだったのにお金欲しさだけを理由にファーストラウンドから4試合は最低観なきゃいけなくしたのは欲を出し過ぎたとは思う。よっぽどのことがない限り第8シードが第1シードを破ることはないし、そんなに面白い試合は正直少ない。We believe Warriorsはかなりの例外。(J-Rich好きだった、、)

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今回の状況であり得るのは、ファーストラウンドから、3試合→5試合→7試合→7試合といったところが個人的には濃厚じゃないかと思う。やっぱりカンファレンスファイナル以降は通常通りの7試合マックスにするのが理想かと思うが、セミファイナルにおいては5試合でも普通に楽しめるのじゃないかというのが個人的な感想。(←偉そうに)

一部では大学のトーナメントみたいに、各ラウンド1試合だけとかいう意見もあるが、さすがにそれだとこれまでのNBAの歴史と相違がありすぎて、2020チャンピオンという所に補足を入れたくなってしまいそうだし、歴史的に正式なチャンピオンとして認められづらいかなと感じてしまう。

 色々うだうだ書いてしまたっが、何かしらの短縮バージョンのプレイオフが一番あり得るオプションとかいうのが僕の予想。

 

5.シーズン再開なしでこのまま終了:可能性15%

ノーコメントで。。。

 

ということで、短縮プレイオフ→プレイオフがっつり→シーズン終了(やだやだ)→短縮レギューラーシーズン+プレイオフ→フルレギュラーシーズン+プレイオフという順番で予測しています。

これから後数週間で最終決断がされるのではと思っており、動向に注目。